「初めてのワーキングホリデー(ワーホリ)に行くにはどんな準備をしていけばいいんだろう?オーストラリアへのワーホリをエージェントに頼らず自力で準備していきたい。」
この記事では、エージェントに頼らず自力でワーホリ準備を行う方のための方法を全てまとめています。エージェントに頼らないことで、通常よりも安くまた自分らしいワーホリに行くことができます。(ただし、その分手間がかかります)
オーストラリア ワーキングホリデー(ワーホリ)とは【個人でワーホリ】
ワーホリの特徴!
- 「観光」「就労」「就学」
- 発行から1年間有効
滞在は入国してから1年間 - セカンドビザ ・サードビザで最大3年間滞在可能!
ただ、取得条件が定まっているので全員がワーキングホリデービザを取得可能というわけではありません。
・1か国1度のみ取得することが可能
・滞在期間は1年間のみ。ビザ取得後1年以内の入国が可能
・一雇用主のもとで最長6ヵ月間の就労が可能
・最長4ヵ月間(17週間)までの就学が可能
年齢がギリギリの方だと・・
【30歳で申請➡︎31歳で取得➡︎32歳で渡航➡︎33歳で帰国】ということができることになりますね
(通称:ギリギリワーホリ➡︎ギリホリ)
ワーキングホリデービザについてもっと詳しく知りたいかたはこちらの記事で詳しく解説をしています▼▼
オーストラリアのワーホリ|おすすめ都市選び
おすすめ都市 シドニー
おすすめポイント
- 語学学校の数は国内で1番多い
- おしゃれなショッピングスポットがある
- 有名な観光スポットが多い
暮らしやすい都市 メルボルン
おすすめポイント
- 住みやすい街:世界1にも選ばれたこともある都市
- コーヒー文化が有名でゆったりと過ごせる
- テニスなどの世界大会などが開催される
- スプラトゥーンの強豪都市
温暖な都市 ブリスベン
おすすめポイント
- 年間を通して温暖な気候
- コンパクトなサイズに全てがぎゅっと詰まってます
- 質の高い語学学校が数多くある
日本から1番近い都市 ケアンズ
おすすめポイント
- 世界遺産グレート・バリア・リーフが有名
- 他の都市に比べ、物価が安い
- 日本人観光客を案内する観光業に就くことができる
サーフィンの都市 ゴールドコースト
おすすめポイント
- サーフィンが盛んな都市
- 観光都市なので、日本人や海外の人への観光業に就くことができる
- 英語力がそこまで高くない方におすすめ
おすすめ都市 アデレード
おすすめポイント
- 都会過ぎなくのんびり過ごせる
- 教会が数多くある
- 日本人が少ないのでストイックに英語力をつけたい方におすすめ
おすすめ都市 パース
おすすめポイント
- 世界で最も美しい街
- ファームの数が多く、セカンドビザ取得を目指す方におすすめ
- 日本人が少ないので、英語が上達する
オーストラリアのワーホリで就ける仕事・必要な英語力
ワーホリでどんな仕事ができるのか?
ワーホリで就ける仕事は様々な職種があります。試しに、日本語で「オーストラリアの都市名(例:メルボルン)+求人」で調べると具体的な仕事が見られます。
主な日本人が就く仕事
ウエイター、ウエイトレス、キッチンハンド、日本語ツアーガイド、宿泊施設のクリーナー、オーペア(ベビーシッター)、バリスタ、理容師、マッサージ師、日本語学校の先生など
見つけやすいのは、ウエイター、ウエイトレス、キッチンハンドといったレストラン系の仕事です。ただ、日本で専門職の経験がある方ならオーストラリアで理容師やプログラマーなどの仕事に就くことができます。
仕事の時給、必要な英語力
ローカルか日本語環境の仕事かで全く変わってきます。
ローカルの仕事なら時給が20ドル以上ですが、日本語の環境またはアジア系の仕事なら15〜20ドルほどです。オーストラリアの法律では最低時給が18ドルと定められていますが、アジア系の仕事はそれを下回るところがほとんどです。
ローカルジョブを手に入れるために必要な英語力
明確にTOEICの何レベルとは言えませんが、ローカルの人とある程度日常会話がこなせるくらいは必要です。
上司の方と自分が行う仕事内容を聞き取ったり、わからないことや問題があればそれについて聞いたりすることが必要になるので、それができないと面接の時点で落とされます。特に、接客業だと高レベルの英語力が求められます。
日本にいる間にオンライン英会話などを利用して、日常的に英語を話す機会を設けておくことをおすすめします。
ローカルジョブの探し方
主な探し方
- 現地の求人サイトから応募をする
- レジメ(履歴書)を配り歩く
- 友人からの紹介で入る
現地の求人サイトから応募をする
現地にも、日本と同じような現地の人が利用する求人サイトがあります。
ただし、返信が返ってくることがほとんどないので、あまりおすすめできません。(私はワーホリ中に10社ほど送りましたが、返信はゼロでした。。。)
レジメ(履歴書)を配り歩く
自分のレジメを作成して、自分の働きたいと思う職場にとにかく配り歩くことで職場を探す方法です。
求人サイトから応募するのに比べて、相手の上司の方(雇用者)と話す機会があるので望みが高いですが、こちらも多くの方が行なっている方法なので、他の方に埋もれてしまう可能性があります。
仕事をゲットできるように、レジェメを雇用者(上司)の方に直接渡すと声をかけてもらえる確率がアップしますよ。
友人からの紹介で入る
これが1番採用率が高い方法ですね。
ただし、ローカルで働いている友人がなかなかいないと思うので、日本人以外の友人や知り合いを増やしておくことが大切ですね。私もローカルの仕事をインド人の知り合いから紹介してもらって、ローカルジョブをゲットしました。
ワーホリ準備の前に目標/計画を立てることをおすすめ
渡豪をする前の準備として1番大切なのは目標を定めることです。
立てる目標の例
- ローカルジョブで働いて英語をマスターしたい!
- ファームなどに行き、お金を稼ぎたい!
- 日本とは違ったオーストラリアな生活を過ごしたい!
ワーホリの過ごし方は、人それぞれ!ワーホリの目標によって準備の仕方も変わってきます。オーストラリアでどんな生活を過ごしたいか?想像しながら考えてみましょう♪
▼▼ワーキングホリデーの目標の立て方はこちら▼▼
目標が定まったら計画を立てましょう
ワーホリ計画
- オーストラリアのどの都市にするか?
- 語学学校に行くか?行かないか?
- どの時期にオーストラリアへ渡豪するか?
ワーキングホリデーの大まかな1年間の計画表みたいなのがあるといいですね。
いつどこの都市に住んでみて、どれくらいの期間働いてみたいなどがあるといいです。オーストラリアは都市によって暮らしや雰囲気がだいぶ違います。仕事が見つけやすい都市や気候的に暮らしやすい都市など特色が多いです。
▼▼ワーホリ目標や計画などについて詳しく解説をしています▼▼
【オーストラリア】ワーホリの予算/費用を見積もる
初期費用は最低でも50万円は必要です。
ワーホリに来る前の人が1番気になるのがワーホリの初期費用ですよね。
自分がどんな生活をオーストラリアでするのかで予算は人それぞれ異なります。
住む地域によって家賃の差がありますし、語学学校に行くか行かないかでも変わります。
- ビザ申請代:約4万円
- 片道航空券:約6万~10万円
- 3か月分の家賃:約10万~20万円
- 3か月分の生活費:約12万~15万円
- 3か月分の通信費:約1万円
念のために、3か月分の生活費などをもっていくことをオススメします。海外では何が起こるのかもわかりません。
もし、トラブルに巻き込まれてしまった場合や仕事が見つからなかった場合を考えてその分は用意しましょう。
ワーキングホリデーの事前準備:1〜3ヵ月前
渡航1〜3ヵ月前:必要な準備
- 1.ビザの申請
- 2.航空券の予約
- 3.海外保険への加入
- 4.クレジットカードの作成
- 5.役所手続き【住民票など】
1.オーストラリア ワーホリ ビザの申請をする
ワーキングホリデーのビザを申請してみましょう。
申請しても、入国をする1年前なら滞在期間が減るわけではありません。また、ワーキングホリデービザを取得するとワーホリに行くんだというやる気にもなります。
- パスポート
- クレジットカード
- Emailアドレス
▼▼ワーキングホリデービザ申請方法はこちら▼▼
2.航空券の予約をする
航空券は早めに予約・購入しておきましょう!
航空券の値段は、あとから買うほどに値段が高くなっていきます。また、安い航空会社のチケットはどんどん購入されてしまうのも理由の1つです。
航空券を安く購入するポイント!
- エアトリなどの格安航空券比較サイトを利用する
- 日本の大型連休の渡航日は避ける(連休が終わった直後は料金が安くなるので狙い目!)
- ケアンズ、ゴールドコーストなどのクイーンズランド州に行ってみる
3.海外保険へ加入をする
海外保険を選ぶポイント!
- クレジット付帯保険ではワーホリ期間をカバーできない
- 手厚い保証が日本の保険がおすすめ
- オーストラリア現地の保険で安く済ませる
オーストラリアの医療費はとても高いです。万が一のためにも是非!海外保険に加入することをオススメします。
日本とは全く違う環境で生活することになるので思わぬ病気にかかったり、体を壊される方が多いです。
・補償内容が手厚い
・トラブルの際に日本語対応できる
〜デメリット〜
・費用が高い(20万円~25万円)
・費用が安い
・病気や怪我の補償
〜デメリット〜
・日本語サポートは別料金
4.オーストラリアで使えるクレジットカードを作成
クレジットカードのポイント!
- VISAまたはMaster cardを作ろう
- 現地銀行開設までの間に使えるカードを持とう
- 盗難/紛失に備えて2枚持っておく
日本のクレジットカードは必ず持っていくようにしましょう。
盗難・紛失した際にすぐに止められるので、リスク回避をすることができます。また、海外保険が付帯のものがあるので海外保険加入期間の節約にもなります。
5.役所手続きをする
ワーホリで行う役所手続き一覧
- 住民票
- 住民税
- 国民年金
- 国民健康保険
- マイナンバー
・マイナンバーカード/住民基本台帳カード
・通知カード(マイナンバーカードを持っていない方)
・国民健康保険証(加入されている方のみ)
・認印
▼▼役所手続きについてこちらの記事で詳しく解説をしています▼▼
合わせて読みたい
ワーホリ準備:1ヵ月前
渡航1ヵ月前:必要な準備
- 1.SIMフリースマホを準備する
- 2.最初の滞在先を見つける
- 3.ワーホリに持っていく荷物を準備する
- 4.変換プラグ
- 5.日本円をオーストラリアドルに換金する
- 6.オーストラリアの入国カードの書き方
1.SIMフリースマホを準備する
オーストラリアの現地SIMを利用するためにSIMフリースマホを準備しましょう。
スマホをどうするか?
- 現地の携帯SIMを利用する
- 自分のスマホをSIMフリーにする、もしくはSIMフリースマホを購入する
- 日本の電話番号は、解約もしくはお預かりサポートを利用する
オーストラリアでスマホを利用するには、現地のSIMカードを利用する方が一番いいです。レンタルWiFiや海外ローミングをすると利用料金がかなり高くなってしまいます。
また、現地のSIMを使うことで、現地の電話番号も手に入るので仕事探しや部屋探しの際に役立ちます。
▼▼オーストラリアのスマホについてこちらの記事で詳しく解説をしています▼▼
2.渡豪後、最初の滞在先(家)を探す
家探しのポイント!
- 最初の家は、ホテルなどを利用しましょう
- 現地の家探しは、早くても1週間かかります
- 安く済ませたいなら、Airbnbを利用する
渡豪して実際に家を見つけるまでの間の家を確保しましょう。
実際に住む家を見つけるには、家の見学に行ったりオーナーさんと交渉したりしないといけないので時間がかかります。
実際に、私も何度かワーホリ中に引っ越しを経験しています(約2年間で6回)が、毎回見つけるまでに最低でも1週間かかっています。
オーストラリアで家を探す際は、日本のように不動産会社にいくのではなく、ネットの掲示板から住人を募集しているオーナーさんに1件1件自分で直接連絡を取って家を探すことになるのでどうしても時間がかかってしまうのです。
- ホテルに宿泊(女性の方はホテルがおすすめ)
- バックパッカーに宿泊
- Airbnbで部屋を探す
- ホームステイ
- 短期シェアハウスに住む
フレン
3.持ち物/荷物の準備をする
荷物選びのポイント
- 移動がしやすいスーツケース1つとリュックサック1つにする
- 現地調達が基本
- ただし、薬などは日本から持って行こう!
荷物は自分が必要な最低限のものをもっていくようにしましょう。
カバンは現地でも持ち運びがしやすいように、多くてもスーツケース1つと鞄1つにしましょう。
どんなに多くのものを持ち込んでも、引っ越しの際にとても面倒です。また、その分だけ荷物の管理をしなければいけなくなるので大変です。
フレン
こちらにどんなものをオーストラリアに持っていけばよいか簡単にまとめました。
出発の準備をされる際に確認リストとして参考にされてみてください。
ワーホリの持ち物【チェックリスト】出発前に確認!必需品とおすすめ持ち物
▼▼ワーホリで使える荷物はこちらでご紹介しています▼▼
4.変換プラグ【オーストラリアの電源事情】
オーストラリアの電源事情
- 日本の電源プラグとは形状が違う
- 電圧も違うので、日本の電化製品は基本的に使えない
- スマホの充電器も場合によっては使えないので注意
フレン
5.日本円からオーストラリアドルに変える
換金方法についてはこちら。上から手数料が安くなります。
換金方法一覧
- 日本の銀行で換金する
- オーストラリアの換金所で換金する
- Transfer Wiseでオーストラリアの銀行に送金する
基本的にはクレジットカード払いで解決します。また、現金は盗難のためにあまり持たない方がいいです。しかし、オーストラリアに渡る際は1万円ほど両替して持っていくと良いでしょう。
日本の銀行で換金するより、オーストラリアの現地の換金所:Currency Exchange(銀行ではない)に行った方が安いですよ!
為替手数料なし!格安で海外銀行へ送金/振込ができる【TransferWise】おすすめ
6.入国カードの書き方を知ろう!
オーストラリアに入国する際に入国カードを記入しなくてはいけません。
オーストラリアの入国カードは基本的に英語です。【係員に言えば日本語のものと変えてくれる場合があります】
また、空の上(飛行機機内)で記入しなければいけないので、ネットで翻訳することができません。
あらかじめどういったことが書かれているのか把握しておきましょう。
▼▼こちらで書き方と飛行機機内で見れるようにPDFも添付しています▼▼
ワーホリ準備まとめ
フレン
皆さんに有意義なワーホリ生活を送っていただけるように、準備に関して自分の知っているすべての情報を記載したつもりです。
知らない土地に1年間も滞在するのはとても不安でしょうが、(もしくは期待)日本では絶対に体験できない素晴らしい出会いや経験を積むことができると思いますので、途中でめげづに頑張ってください。
ワーキングホリデー準備手順
ワーキングホリデーとは? |
ワーホリ年齢制限 |
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ワーホリビザ情報一覧 |
初期費用どのくらい? |
ワーホリ費用の稼ぎ方 |
ワーホリエージェントに相談する |
ワーホリビザ申請方法「オーストラリア」 |
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