ヨーロッパの1つであるアイルランドへワーキングホリデーをされる方へビザについてまとめています。
まだ、どこの国へ行くか決めていない方は判断材料にされてください。
この記事では、アイルランドのビザ情報についてまとめています。
アイルランドについて
アイルランドの環境
アイルランドの首都はダブリンです。イギリスの隣にある国で、もともとイギリス領だったのですが1922年にアイルランド自由国となりました。
第一言語はゲール語ですが、街中ではほとんどの方が英語を話されていて、一部地域でゲール語が話されています。
アイルランドは、オーストラリアやカナダといった他の英語圏のワーホリ国に比べて、日本人の数が少ないです。
他の国に行くと日本人が多いため、英語を使わなくても生活していけますが、アイルランドはそうではありません。
仕事を探すにしても、英語を話せないといけませんし、生活を送るにも必ず英語が必要になってきます。
現地の英語は多少話される方によって、なまりがある場合があります。
ただし、完全英語環境で生活を送るのはとてもいいことです。
完全英語環境で言えばイギリスもありますが、とても倍率が高いです。
1000人の人数制限に10倍近くもしくはそれ以上の方が応募されます。
イギリスワーホリの申請が通らなかった場合の第2候補として考えてみてはいかがでしょうか?
英語をストイックに勉強したい方にオススメの国です。
アイルランドの最低時給
アイルランドの最低時給は9.80 ユーロです。日本円に換算すると約1200円(1ユーロ=124円換算)です。
アイルランドのワーキングホリデーでは1週間に働ける時間最大39時間と決まっています。(それ以上は働くことはできません。)
1か月を最大時間働いたとすると、1528.8ユーロ(約19万円)の収入になります。
日本人が就く仕事
オーペア(住み込みで働き、子供の世話や家事の手伝いをします。食事つき)やツアーガイド、ウェイターやウエイトレスといった職業に就かれる方が多いです。
また、職業スキルがあれば、専門的な職業に就けます。
(例:美容師、理容師、SEなど)
日本との時差
アイルランドは日本に比べて9時間遅れています。
アイルランドワーホリビザの基本情報
年齢 | 18歳~30歳(31歳は申請不可) |
滞在期間 | 入国した日より1年間 |
就労 | 1週間に最大39時間 |
就学 | 制限なし |
ビザ申請料 | 60ユーロ(許可が下りた後に支払う) |
ビザ発給人数 | 400人 |
ビザ申請基準
一般条件
- 現在日本に居住していること(申請時を含む)
- 一定期間(最長1年)アイルランドで休暇を過ごすことを本来の目的とすること
- 年齢が18歳以上30歳以下(申請書受理時)であること
- 扶養家族(配偶者含む)を同伴しないこと(配偶者に申請資格がある場合は、それぞれ申請することが可能です)
- 有効なパスポートと帰国用航空券、または、それが購入できる充分な資金を保持していること
- アイルランド滞在中、生活に必要な資金として50万円以上の預金があること
- 「ワーキングホリデービザ」でアイルランドへ渡航した経験がないこと
- 健康かつ、犯罪歴が無いこと
- 滞在期間をカバーする医療保険に加入すること
資金証明
ビザ申請時に資金証明をしなければいけません。
本人名義で、50万円以上の残高を証明するものが必要です。銀行の残高証明書が資金証明になります。
海外保険
ワーキングホリデー期間中で滞在期間分有効な旅行者用医療保険に加入しなければいけません。
ビザ申請に必要なもの
- 申請許可のE-mail
- 申請書
- 写真 2枚 (6ヶ月以内に撮影したもの)
(写真 1枚は申請書に貼付し、もう1枚は郵送) - パスポート原本
- パスポートのコピー
- 履歴書(英文:A4 サイズ1枚程度)
- 卒業証明書/在学証明(英文:最終学歴校の卒業証明書)
- 残高証明書
(英文:本人名義で、50万円以上の残高を証明するもの) - 医療保険証券または付保証明
(滞在期間をカバーする医療保険証券または付保証明) - 航空券(原本とA4コピー1枚)
(片道航空券又は往復航空券。E-チケット/予約確認書可。) - 補足申請フォーム、申請料振込控え
(申請許可が下りた方にのみ、詳細が案内される) - 返信用レターパック
(宛先に自分の住所、氏名を記載したレターパック※510円サイズのもの)
英文指定の書類があります。
卒業証明書や残高証明書、履歴書。
審査期間
入国者制限のために、毎年2回に分けてビザを申請する期間が分けられています。
申請時期 | 渡航できる期間 | |
第1回 | 2019/1/15(火)~1/31(木) | ~2019/9/30(月) |
第2回 | 2019年7月下旬を予定 | 2019/9/30(月)~2020/3/20(金) |
ビザ取得までの流れ
必要事項を記入の上、E-mailで送信する。
審査を通過しいた場合、申請許可メールが届きます。
まとめ:ストイックに英語を学びたい方におすすめ
日本人が周りにおらず、英語環境を望まれる方には大変おすすめの国です。
イギリスの申請が通らなかった場合の第2候補として考えられてみてください。
ビザの申請が他のワーホリ国に比べると、英文の書類を用意しないといけなかったりと大変ですが、気負わずに、挑戦されてみてください。