2016年からスタートしたオーストリアワーホリ。
まだまだ情報が少ないため、仕事が見つかるのか/英語が通じるのか/どんな国か不安な方が多いと思います。
- オーストリアの基本情報
- ワーホリビザ情報
- ビザ申請基準
- ビザ取得の流れ
この記事では、オーストリアのワーキングホリデービザ情報について解説しています。
オーストリアについて
オーストリアの環境
首都はウィーンです。
話されている言語は、ドイツ語ですが、多くの場所で英語が通じます。
ヨーロッパ都市部の中では、比較的治安が良く、交通網も発達しています。
また、物価もヨーロッパの中ではそれほど高くはありません。
芸術・音楽の街ウィーンをはじめ、多くの観光スポットがあります。ワーキングホリデーは休暇がメインなので、ヨーロッパの中でも随一きれいな街並みや自然を楽しむことができます。
オーストリアの最低賃金
オーストリアは法律で最低時給が定められているわけではありません。
雇用者と労働者団体によって賃金を決めることになります。
そのため、賃金が不明なところがあるため、オーストリアにもっていく資金は多めに持っていくことをおすすめします。
日本人が就く仕事
職業スキルがあれば、あまり話せなくても専門的な職業に就けます。
(例:美容師、理容師、SEなど)
そのほかの職業に就く場合、ほかのオーストリア人との競争になるので、オーストリア語が話せないと厳しいです。
日本語教師の需要が高まってきているため、日本語教師をされるか、あまりオーストリア語を話さなくてもよい、キッチンハンドをされる方がいます。
日本との時差
オーストリアは日本に比べて、8時間遅れています。
オーストリアワーホリビザの基本情報
年齢 | 18歳~30歳(31歳は申請不可) |
滞在期間 | 入国した日より1年間 |
就労 | 明記なし |
就学 | 明記なし |
ビザ申請料 | 無料 |
ビザ発給人数 | 200人 |
ビザ申請基準
一般条件
- 申請者の年齢は18歳から満30歳であること
- WHPビザの申請はビザの有効期間の3か月前から、遅くとも3週間前までに行う
- WHPビザの有効期間の変更はできない
- WHPビザの最長期間は12か月であり、複数の再入国が可能
- WHPビザの延長はできません
- WHPビザは一国一人一回のみ申請可能 (WHPビザを消化できない場合、キャンセルしない限り再申請できなくなります。ただし就労しなかった理由による事後キャンセルはできません)
- 就労が可能であるものの、就労・就学は主な渡航目的であってはいけません
- 申請者はWHPビザの有効期間より残存期間3か月以上ある旅券を所持する
- 申請者は往復航空券、あるいは購入に必要な資金を持たねばなりません
- 申請者はオーストリア入国後最初の一定期間、自力で生活できる充分な資金を持たねばなりません
- 申請者は充分な健康保険に加入していなければなりません
- 申請者は充分な健康状態でなければなりません、なお犯罪歴があってはなりません
海外保険
ワーキングホリデー期間中で滞在期間分有効な旅行者用医療保険に加入しなければいけません。
ビザ申請に必要なもの
- 申請用紙
- パスポート写真(ICAO規定適合のもの)
- 日本国旅券(残りの有効期限が3か月以上のもの)
- 滞在期間中の旅行、疾病、事故保険(最低保障3万ユーロ)
- 資金の証明書(入国直後の一定期間生活できるだけの資金を証明するもの)
- 航空券あるいは航空券を調達できる充分な資金
パスポート写真(ICAO規定適合のもの)
パスポート写真はICA規定適合のものを用意しなくてはなりません。
規定の詳細に関しては日本外務省のHPに記載に記載されています。そちらをご確認ください。
ビザ取得までの流れ
事前に予約が必要です。郵送は不可となっています。
受け取りは郵送でも大丈夫です。
オーストリア大使館所在地
郵便番号:〒106-0046
住所:東京都港区元麻布1-1-20
電話番号:03-3451-8281
時間:平日 9:00~12:00
まとめ:
他のヨーロッパの国々に比べ、治安が良く・物価もそれほど高くない非常に生活のしやすい国です。
また、ビザ申請も英語の書類を必要としない点からも、他のヨーロッパの国に比べて申請がしやすいです。
歴史的見どころがたくさんある美しいオーストリアに、ぜひ訪れてみてください。