オンライン/学校の違い:RSA資格取得の流れ【オーストラリア】

「RSAを取得したいけれど、どのように取得したらいいのか?」

「RSAを取得するなら、オンラインと通学どちらの方がいいのか?」

「オンラインと通学のメリット・デメリットは何か?」

この記事では、RSAを取得することを目的にされている方に向けて記事を書いています。

RSAとは

オーストラリア国内でアルコールを提供または販売する仕事をしたい場合、RSAコースを完了する必要があります。RSA資格は、中毒や飲酒運転、未成年者の飲酒を防ぐため、アルコールのサーバーや売り手が受ける教育の一環です。

お酒を扱うお店で働くのであれば必要になります。
ウェイター/ウェイトレスもお酒を運ぶのであれば資格を持たなければいけません。
(必要な職業例:ウェイター・ウェイトレス・バーテンダーetc…)

仮に、資格を持ってないでお酒のサービスを行うと高額の罰金を科せられことになります。

RSAは各州法で内容が定められている

RSAの法律は、各州法ごとに規制されています。

各州法で規制されていることから、例えばシドニー(NSW州)で取得したRSAはメルボルン(VIC州)では有効ではありません

RSAを取得する

RSAを取得するなら、下記2つの方法があります。

  • オンラインコースを受けて取得する
  • 学校に通学をして取得する
Check!

RSAコースの学校やオンラインコースを受ける際にUSIが必要になります。
まだ取得されてない方はこちらの記事を参考にどうぞ
3分で申請!USI登録取得方法【オーストラリア】

オンラインで取得する

取得までの流れ

STEP1
オンライン受講サイトを探す
インターネットで「online RSA」と検索すればいくつかのオンラインサービスが見つかります
STEP2
ユーザー登録&受講料支払い
各サイトからユーザー登録を済ませて、受講料を支払います。クレジットカードやペイパル(paypal)での支払いになります。
STEP3
オンラインレッスン
実際にコースを受けることになります。教科書のような資料を読むことになります。通常7~8時間程かかります。それ以上かかる場合もあるらしいです。もちろんですが、英語力が求められてきます。
STEP4
テスト
レッスンの確認問題が出てきています。問題は選択問題となっています。
STEP5
コース受講後
テスト結果が1~2日後に登録したメールアドレスに届きます
STEP6
証明書
証明書が届くので印刷、PDFで持っておきましょう

 

オンラインコースのメリット

・24時間好きな時にできる

・テストの再テストも受け付けている

・ネットがあれば、スマホ、パソコンからでも受験が可能

オンラインコースのデメリット

・英語の資料を読んでいかないといけないので、結構時間がかかってしまう

試験内容

コースの中で習った問題がオンライン上で出題されます。
英語の問題なのでなかなか難しいとは思いますが、オンライン上でのコースの内容を把握していれば確実に通過することができます。

通学して取得する

取得までの流れ

STEP1
学校を探す
RSA取得コースを行っている学校を探します。「RSA course」と検索するといくつかの学校が見つかります。
STEP2
受講日の予約&支払い
学校の生徒登録を行った後、コース日程の選択を行います。支払いは クレジットカードやペイパル(paypal)での支払いになります。
STEP3
RSAコースを受講
学校によりますが、だいたい3~4時間ほどの授業(途中に休憩を15分ほど挟む)が行われます。授業はもちろんのこと英語で行われます。また、グループディスカッションを行うこともあります。
STEP4
確認テスト
20問~50問(学校によります)程の確認テスト(選択問題)が行われます。
このテストで70%以上の正答率を取らなければいけません。
STEP5
コース受講後
合否についてはその日のうちに教えてもらえます。
学校よってはその日のうちに証明書が配布されるらしいです。
1~2日後に証明書の準備が出来ました。とメールアドレスに連絡が届くので取りに行きましょう。

学校に通うメリット

  • 半日でコース全てが終わる

時間に余裕がない方や今すぐに必要な方は学校で取得されてください。
申し込みから、RSA資格発行まで1週間ほどで手に入れられます。

学校に通うデメリット

確認テストに失敗したら、お金を払って1からやり直さないといけない
学校の日程に行かないといけない
・(地域によっては)オンラインより高い

私はRSAの資格をメルボルンで取得しました。
その際の学校や体験について下記の記事で紹介しています。

【メルボルン$39】安いRSA取得学校

試験内容

テストでは、その日の授業で習った内容がすべて英語で出題されます。
出されてくる問題は簡単ですが、英語文の問題を受けたことがない方にとっては普段は使わない英語の文章で出されるためかなり難しいでしょう。

NSW州(シドニー)の方

シドニーで取得された方は、証明書が発行された後にサービスセンターに行き、写真付きのカードを発行しなければいけません。

サービスセンターの場所

持っていくもの

印刷した証明書
・合計100ポイントを超えるID

IDとして使えるもの(合計100ptを超えるようにしよう)

  • 写真付き学生証、メディケアカード、健康保険証券、(各25pt)
  • オーストラリアの銀行残高証明書、デビットカード、クレジットカード(各25pt)
  • オーストラリアの運転免許証(40pt)
  • パスポート(70pt)
  • 住民票原本と英訳(70pt)

カード発行

サービスセンターで写真を撮影したら、カードが自宅の方に配送されます。

だいたい3週間以内に配送されます。

試験は難しいのか?

多くの方が気になるのが、試験の難しさだと思います。

正直、英語ができる方や慣れている方であれば簡単に回答することができます。
ただ、まだ英語に慣れていない方は対策を取られていくことをおすすめします。

私の友人も2人RSAを受けに行っていましたが、両方とも1回目は落ちて帰ってきました
2人ともワーホリ2年目でローカルジョブで働いている方で、英語はできなくありませんでした。

RSAを取得されている方で試験が簡単であったと言っている方は、英語が本当にできる方かもしくはカンニングで隣の席の方の答えを見た方でしょう。(断言)

あらかじめ授業や試験に出てくる単語は把握しておきましょう

初見で、ネイティブの方の英語の授業を受けて、試験ができる方は本当に英語ができる方です。
ietls6.5以上取られているような方でしょう。

英語に不安のある方は、ある程度対策を取られていった方がいいです。

でないと、仮に試験に落ちた場合、もう一度100ドルほどかかる試験料を払うことになります。

なお、どんな単語や英文が授業で使われるかは下記の記事にまとめてあります。

【RSA問題頻出英単語】資格試験前に確認

まとめ

オンラインと学校に通う方法の2通りとも長所・短所がそれぞれあります。自分の状況に合わせて選ぶようにしましょう。

  • 時間があるのなら、オンライン。
  • すぐにでも欲しいのなら、学校。

という訳で、RSAを一発で取得できるように頑張ってください。

RSAのテストに自身のない方

以下のnoteで私が受けたテストを元に対策問題を作成しました。
授業が早口の英語で行われるため、内容を理解するのに自身がない

・全文英語のテストに自身のない方

・確実に1回でRSAの取得を目指している方

もしよろしければ参考にされてください。1ヵ月で10人以上の方に購入していただきました。